宮古島スタンドアップパドル協会活動指針


 宮古島スタンドアップパドル協会(以下 MSUP)は地域と共に発展し、宮古島においてSUP文化の定着・発展を築いて行くことが出来る様、活動指針(ガイドライン)を策定し、協会会員はガイドラインに沿った業務活動を行うものとする。 

 

【 SUPクルージングツアー 】 
海上での安全を確保するために下記内容を遵守する。

 

1. ガイドインストラクター・ゲスト共に海上ではライフジャケット・リーシュコードを 正しく装着する。 


2. ツアー時はガイドインストラクター1名に対しゲスト4名までを原則とする。 


3. ガイドインストラクターが同行せずゲストのみ海上に出すことを禁止する。

  ガイドインストラクターが不測の事態に備え陸上からレスキュー体制を確保した状態で あり下記条件を満たす場合はガイドインストラクターの声が届く範囲内において例外とする 

  • 強風、波浪などが無く海況が良い 
  • ゲストが一定水準のボードコントロールが可能である 
    ※ ボードに立つ、座るの動作がスムーズにできる /  スイープやバックパドルを活用しスムーズな方向転換ができる /  落水時に速やかにボード上に戻り安定ポジションの確保ができる
  • 安全に考慮し緊急時のハンドサインの取り決めや、ゲストにトランシーバーやホイッスルを 携行させるのが望ましい 

4. 遊泳者(シュノーケル等)の付近を通過せず安全距離を確保する。


5. 海上ルールを理解し船舶や漁業関係者の迷惑とならない行動を行う。 

  • 航路上では停滞せず必要時以外は航路上に侵入しない 
  • 航行中の船舶の前を横切らない 
  • 漁業区域を理解し侵入や漁の邪魔となる行為を行わない 

6. 海況や天気の変化に常に注意を払い危険と判断される場合は躊躇なくツアーを中止する。 

  • 前線通過時や急な突風を伴う雨雲の発生時を気象情報や空模様の変化等で事前に察知する 
  • 台風接近時や台風通過後はうねりや強い潮流が発生する為十分な安全確認を行う

 

【 駐車 】 

地域住民、一般車両、マリン愛好者、他業者等に迷惑を掛けないよう下記内容を遵守する。 

 

1. 交通ルールに基づいた駐車を行う。 

  • 法令に違反する駐車、停車は行わない 
  • 私有地に地主の許可無く駐車してはならない 

2. 駐車スペースは占有せず他の車両に配慮した駐車を徹底する。 

  • 駐車スペースを業者で占有する事なく、他の車両が駐車できるスペースを必ず確保する 
  • 混雑する駐車スペースに駐車する場合、1事業者につき乗り入れ車両は1台とする 
  • ツアー管理者(責任者)は混雑する駐車スペースではゲスト車両台数を減らす努力をし、送迎や別の場所に駐車を行うよう指示を行う 

3. 各ゲレンデの駐車ルールに関しては、協会が別途提示したルールを遵守する 。

 

【 モラルマナー 】 

様々な人々が海浜を利用することを理解し節度を持った行動を行い自己中心的な行動は慎む。 

 

1. ビーチ及び海面を占拠しているイメージを与えないよう配慮を持った行動を行う。 

  • 用具をビーチ、海上に配置する場合はエントリー箇所の正面を避ける 
  • 砂浜・海上において道具を広範囲に配置せずビーチを使用する全ての人々の妨げに ならないよう配慮を行う 

2. 一般遊泳者、釣り人、他業者などとトラブルにならない様、他者に配慮を持った行動を行う。 

 

3. 地域文化を尊重し立入禁止区域には立ち入らない。 

 

【 その他 】 

  • 加盟会員はガイドラインを遵守しMSUP以外の業者の模範となる行動を実施する。
  • ガイドラインに反する行為が認められた場合は協会理事会より注意指導が行われる。 
  • 改善が見られない場合は、協会会員資格が失効となる場合もある。(※ MSUP規約【会員資格の喪失】第7条記載) 
  • 自己にてガイドラインへ抵触の可否判断ができない場合は必ず協会理事会に確認を行う。 
  • 地域や他者の理解あっての事業であることを理解した行動を行う。
  • 社会通念上のモラル・マナーに沿った行動を行う。
  • このガイドラインは理事会の承認があれば必要に応じて加筆修正を実施できるものとする。 

 


2023年10月29日 
宮古島スタンドアップパドル協会 作成 
2023年11月16日 
宮古島スタンドアップパドル協会 改定